京都市よくある質問
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Q.東西線の一部の車両が、京都市役所前駅で折り返し運転をしているのはなぜですか。市役所まで行くのには便利ですが、烏丸御池まで行った方がもっと便利なように思いますが・・・【ID:0103870】

回答
地下鉄東西線が開業するまでは、京阪電鉄京津線は、三条京阪駅まで地上を運行し、多くのお客様にご利用いただいていました。
 平成9年の地下鉄東西線開業を契機に、京津線の車両は御陵駅から東西線に乗り入れることとなり、乗り入れに当たっては、これまでの地上運行時と同様に三条京阪駅で折り返すことを検討しましたが、次のような経過から三条京阪駅での折り返し運行を断念しました。
 (1) 地下鉄東西線の運行に支障が生じないようにしながら京津線の折り返しができるようにするためには、京阪電車の車両を一時的に本線以外の場所に退避させておくスペース(折り返し場所)を設ける必要がありますが、鴨川や京阪本線の下という地下空間に十分なスペースを確保することが困難であったこと
 (2) 三条京阪駅から市役所前駅に向かう軌道は、大きくカーブする軌道形状であったため、折返し場所としては適当ではなかったこと  
などから、三条京阪駅に折り返し場所を確保することができませんでした。
 なお、東山駅~三条京阪駅間に折り返し場所を設けることは、車両の運行管理上できません。
 このため、一つ先の京都市役所前駅の西側に引込線を作り、京阪電車車両は、全て同駅で折り返すこととしたものです。当時の東西線の終端駅であった二条駅での折り返しについても検討しましたが、これを行った場合、車両への電力供給が不足する可能性があったことから実現しませんでした。
 その後、東西線を太秦天神川駅まで延伸した際に電力施設を増強し、お客様の利便性を更に向上させるため京阪電鉄とも協議を行い、京津線の車両数には限りがあるものの、乗り入れ便数の工夫をしながら、現在、平日は64便のうち53便、休日は58便のうち53便が太秦天神川駅まで乗り入れています。
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